今年初開催!『新薬師寺の夜間特別拝観』+燈花会など(奈良市)
燈花会の期間に合わせて初開催された、新薬師寺の夜間特別拝観へ行ってきましたので、レポしておきます!
燈花会にはほぼ毎年のように参加していますが、新薬師寺の夜間特別拝観は今年から新たに始まった企画のようですので、これは是非とも行っておかなければ!と妙な使命感(?)に燃えて夕刻から奈良市へ向けて車を走らせました。
高畑付近の駐車場に車を駐めたのですが、暗くなるまでにはまだ時間があったので、奈良公園を中心に開催されている燈花会を見に行った後、(2018年の燈花会の様子についてはこの記事の最後に写真をいくつか載せておきます!)新薬師寺へと戻ってきました。
新薬師寺へ行くまでの道沿いにもロウソクの灯りが揺らめいていて、なんともいえない幻想的な雰囲気の中会場へと向かいます。
新薬師寺へ到着!
拝観料600円を支払って、中へと入ります。
ちなみに新薬師寺は、天平19年(747年)3月に聖武天皇の病気平癒を願って光明皇后が建立したお寺で、「新」というのは新しいという意味ではなく、霊験あらたかの「あらたか」という意味だと以前聞いたことがあります。
(創建については諸説あるようで、聖武天皇が光明皇后の眼病平癒を祈願して天平17年に建立したとも…)
…と、お寺の歴史に関してはまた機会がありましたら、勉強がてら記事にしたいと思います。
今回の夜間拝観。
普段とは違う幻想的な雰囲気の中で拝観できるのはもちろんのこと、何と言っても普段は閉まっている本堂の扉が開いているというのがスゴイ!!
しかも、普段本堂内は撮影禁止ですが…
夜間特別拝観の間は境内から本堂内を撮影することができます!!
カメラマンの方も沢山こられていて、みなさん外から身を乗り出して堂内を撮影しておられましたが、私はなんだかビビってしまい(汗)ちょっと遠目からズームで撮影しました。
カメラもコンデジなので、あまり写りはよくありませんが…しっかりと目と心に風景を焼き付けてきました。
もちろん、普段と同じように堂内に入って間近で拝観することもできますので、私は堂内に入り十二神将の周りをぐるぐるまわって、みうらじゅん的な表現で言うところの仏像メリーゴランドを心ゆくまで楽しみました。
そしてまた外から眺める…
なんと贅沢な一時でありましょうか…!!
今年初開催の夜間特別拝観ですが、これは来年以降も定番のイベントになるのではないでしょうか?
闇の中に幻想的に浮かび上がる薬師如来と十二神将の姿!機会があったらまた観に行きたいと思います。
第20回 なら燈花会
今年20回目の開催となったなら燈花会!
あまりゆっくり見ることはできなかったのですが、撮った写真をいくつか載せておきます。